私たちが行なう仕事は解体業ですから、ユニフォームは当然、汚れてしまいます。しかしスタッフ全員、業務のスタート時には、心がまえの意味合いや、施主様および近隣住民様への印象を考え、清潔な状態で臨むのです。
また、ありがたいことに、私たちの存在を知る方々から「トラックやダンプも奇麗にしていますね」と言っていただくことが増えました。資材や廃棄物を積む車ですから、ユニフォーム同様、どうしても汚れたり、傷ついたりしますが、だからこそ私たちは清潔さを強く意識します。現場での業務を終え、帰社したら、まずは必ず全員で洗車です。
この作業を面倒だと思う人間は、サクセスジャパンには存在しません。手間以上に、施主様、近隣住民様、地域の方々の抱く印象を重要視しているからです。
また、トラックやダンプの社用車や、現場で埃の飛散防止に使う養生シート、施工の案内板に、可愛らしい怪獣やスタッフなどのキャラクターをイラストとして用いているのは、やはり一般の方々が抱く「何となく解体業者は怖い」のイメージを拭いたいからです。可愛らしいイラストで、見る方々の印象を和らげたい。
もっと具体的に言うと、「私たちは単なる解体屋ではなく、あくまで建設業界の一分野である、しっかりとした会社組織の解体業者なのです」を伝えるための一手段だということ。
奇麗に解体する。近隣住民様へ迷惑をかけない。それらと同列に示すべき部分なのです。私たちは施工を始める前に、近隣住民様へ挨拶させていただきますが、ただ、どうしてもご不在で挨拶できない方もいらっしゃいます。
そういう方々に、養生シートをご覧いただくことで、私たちの「ご迷惑おかけしますが、しっかりやらさせていただきますので、よろしくお願いいたします」の想いをお伝えしているのです。
老朽化や建て替え、お引っ越しなど、何らかの事情で、大切なお住まいの解体が必要になった方が、私たちにとってのお客様、つまりは施主様です。その中でも、最近増えてきた施主様のケースというものがあります。
現在は別の地域にお住みの方から、かつて住んでいたご実家の解体を望まれるというものです。ご両親がお亡くなりになられるなどの事情で、実家を処分しなければならない。きちんと確実に、そして親身になって取り組んでくれる業者をお探しの方が、ご紹介や、私たちの評判を頼りに、ご依頼くださることが増えてきたのです。
そういった施主様からの問い合わせの一つに、「住まいが遠方なため、現場である実家に戻ることが難しいです。対面による打ち合わせをせず、見積りや依頼に対応してもらうことは可能でしょうか?」というものがあります。
何も問題はありません。お電話やメールにてやりとりをした後、私たちスタッフが現場となるご実家に伺い、状況を確認。その際には、不必要なトラブルを避けるためにも、必ず実測を行ないます。
それらを参照にお見積りを作成し、メール等でご連絡いたします。正式にご依頼を頂戴した後にも、施工の各工程を画像に収め、同じくメール等で進捗状況をご報告させていただくのです。実際にお会いして打ち合わせが可能な施主様に関しても、ご連絡を頂戴しましたら、迅速に伺い、現地を確認後、お見積りを提出。
また、書類の必要があってご希望される施主様には、マニュフェスト(産業廃棄物についての仔細を記し、業者間が処理の流れを確認する仕組みとなる伝票)をお出しします。